2017.05.24
一人暮らしの若者がお部屋に求めるもの
#不動産
#住宅探し
#賃貸
株式会社レオパレス21が、全国のひとり暮らしをしている入社5年目までの社会人男女600人に「ひとり暮らしの不安・困りごと」に関する調査を実施し、結果を公開しました。
若者向けの物件づくりのヒントになる回答が満載でしたので、引用しご紹介いたします!
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<調査結果概要>
① ひとり暮らし×自撮りの困りごと
ひとり暮らしの若手社会人の約半数が、お部屋での自撮り経験あり!
- 困りごと1位は「部屋に生活感があふれている」、2位は「光量不足」など、多くの人が自撮りに適した場所“ジェニックエリア”(※フォトジェニック+フォトエリアの造語)が見つからないと感じている。
- 上手に自撮りするために欠かせないこと・ものは、「技術」よりも「シンプルな背景」や「デザイン性の高いインテリア」など、おしゃれな生活を表現できるお部屋であるという結果に。
② ひとり暮らし×防犯の不安
“外出先で留守中の自宅が不安になったこと” 1位は「家の施錠」!
- 防犯・事故に対する心配が上位を占める結果に。
- 施錠が心配になり自宅に戻る人は、約半数という結果に。
- 自宅のガードマンをお願いしたい有名人は「武井壮さん」と「吉田沙保里さん」に。
③ ひとり暮らし×宅配物受け取りの困りごと
約半数が宅配便を受け取ることができない事にストレスを感じた経験あり!
- コンビニ受け取りの利用経験は22.6%、宅配ボックスの利用経験は14.1%。若手社会人は、玄関で受け取る以外の受け取り方法も活用している結果に。
- 宅配ボックスの利用意向も76.8%と高い結果に。利用したい理由の2位に「宅配員の負担を減らしたい」という理由がランクイン、若手社員が昨今の社会問題に高い関心を持っていることが明らかに。
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【この調査から読み取れること】
<自撮りが上手にできるお部屋が欲しい!>
リノベーションを実施する側として、下記のような対応で若者のニーズを満たすことができるのではないでしょうか。
・「部屋に生活感があふれている」⇨かっこよく収納できる棚を最初から設置する。
・「光量不足」⇨特別にスタジオ仕様のライトを取り入れてみる。
・「ジェニックエリア”(※フォトジェニック+フォトエリアの造語)が見つからない」⇨デザイン性の高く写真映えするスペースをリノベで用意する。
・「シンプルな背景」が欲しい⇨撮影向きの壁紙を用意する。
<一人暮らしの人が困っていることはI oTで解決できる!>
「家の鍵、閉め忘れたかも?!」忙しい朝にこんなことがあると、ストレスですよね。
I o Tが住宅にも導入されており、スマホ1台で施錠、電気、ガス、水を管理できる日が近づいています。
まずは導入できそうなところからI o T化を始め、顧客満足度を高めてみてはいかがでしょうか。
<宅配ボックスで荷物受け取り問題を解決する!>
宅配ボックスの設置により、現在の社会問題である「宅配員の負担」軽減が叶います。また社会人5年目は仕事や付き合いで時間の制限も多くなりがちですが、そのような課題も解決できます。
若者のニーズへの対応が、賃貸の空室対策のヒントになります。皆様の会社では、何から始めますか。
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