2017.06.28
簡単に始められるデジタルブランディング!
ホームページ、ブログ、SNS。企業の広報活動にデジタルは必須なのは周知の事実ですが、では具体的にどんなことを意識して活用すれば良いのか、が最も知りたいことですよね。今回はクラスコのデジタルブランディングの一部をお話いたします。
●デジタルブランディングとは
まず、デジタルブランディングと既存広告の違いは、「一方向か双方向か?」です。
これまではブランド側がユーザーに一方的に情報を送っていました。しかし、SNSなどのデジタル導入によりブランド側からも顧客側からもアクションを起こせるようになりました。
これにより、ブランド側に求められるものはイメージ先行の情報ではなく、ユーザーニーズに沿った情報提示や企画に変わり、継続的にユーザーとのつながりを保つ必要が出てきています。ただブランドとしての知名度を上げるだけでなく、顧客の求めるニーズに沿った対応が上手くできるかどうかが、顧客の心をつかむことにつながり、業績にもつながっていくのです。
●デジタルブランディングの効果
デジタルブランディングで伸ばせるのは、顧客の数です。デジタル化により、顧客の行動や傾向などのデータを取得・分析することで、自分の会社により合った顧客を発掘、呼び込むことが可能になります。
動画やSNSを活用した集客もできるようになったため、より顧客と接するチャンスが広がったと言えます。
ターゲットとなる顧客が興味を持ちそうなコンテンツを積極的に作ることで、購入の糸口を、思わぬ角度から手にすることができるのです。だからこそ、顧客のニーズや動向などを、詳しく知っておく必要があるのです。特に今はSNSが非常に進化していて、主要なコミュニケーションツールにもなっています。関心を引く企画を行えば、口コミが口コミを呼び、顧客拡大にもつながるチャンスと言えます。
●デジタルブランディングで大切な3つのこと
①ユーザーを発掘すること
業績をアップするためには、既存ユーザーだけでなく、新たな顧客を見つける必要があります。新規ユーザーがどこにいるのか把握し、将来的にファンになってくれそうな人を見つけておくことがまずは大切です。
②ファンを作ること
そのブランドを好きになってもらい、そのブランドや会社のものなら購入してくれる、というユーザーを増やすことが目的です。
商品やサービスではなく、ブランドごとファンになってもらう、これこそが良質な顧客を手に入れるためには必要なのです。
熱意のあるファンから発信される口コミや情報は非常に効果が大きいものです。そうしたファンを増やすためには、ユーザー1人1人に対する働きかけも重要で、マイページのように、顧客に寄り添った情報提供などをしていくことが欠かせません。
そして、顧客の動向をつかみ、詳しく分析し、セグメントを細かく設定していくことによって、より絞り込んだターゲティングが可能になります。
ブランド力だけでなく、ブランドの魅力を誰に伝えたいのか、どのような形で伝えたいのかを明確にしすることができれば、デジタルブランディングは非常に大きな武器になります。
③ブランディングの方向性を決めること
明確なコンセプト、つまりぶれない軸を持つために、下記を定めましょう。
何を目的に企画を行い、どのような顧客を集客するか、ブランドにふさわしいのか、目的とずれていないか。
曖昧なターゲティングでは本当に来てほしい顧客を獲得できず、結果につながらないということも。
デジタルブランディングは、綿密な分析と細かなターゲティングをしてこそ、意味のあるものとなるでしょう。