2017.11.29
不動産購入のベストタイミングはいつ?
大きな買い物だけに、買うタイミングがつかみにくい
最も多いのが、①子どもが小さい段階である20代から30代前半が良いか、それとも、②収入が増加する30代後半から40代が良いのか、というお悩みです。不動産会社としてお客様のコンサルティングをするためにそれぞれのメリット・デメリットを見てみましょう!
はじめに、20代から30代前半で購入するケースについてみていきます。
早い段階で住宅ローンを組むので、定年退職を迎える前にローンが終了できる可能性があります。すると早期に支払いから解放されるので生活に余裕を感じやすくなることでしょう。
また、子どもが小さい段階で一戸建ての住宅を購入できれば、周囲の騒音を気にすることなく、のびのびと子育てができるメリットもあります。
そのほか、人生の早い時期に不動産を購入すると、定年を迎えた頃に住宅が築30年から40年程度となり、住宅のリフォームが必要になることも考えられます。住宅ローンが終了した後も、リフォームによる出費に備え、毎月貯蓄しておくことを心がけましょう。
また、この時期までに定期的に貯金をしていれば、不動産購入の頭金を多く用意することも可能です。頭金が多ければ、余裕を持って不動産を購入しやすくなります。
そのような状態を防ぐためには、退職後の生活設計まで考えておくと良いでしょう。定年時にどれくらいの住宅ローンが残っているか、退職金による一括返済は可能か、それとも、退職後の住宅ローン返済のために今から月々貯金をしておくのか、あらゆるパターンをお客様に想定して頂くことが大事です。
不動産の価格はいくらで、
頭金はどのくらい用意できるのか、
現在の収入はどのくらいで、
毎月どれくらいの住宅ローンが支払い可能なのか…。
ということを綿密に計画することで、不動産購入におけるお客様の問題を少なくすることができます。
現状を見据え、そして、将来の人生設計も考慮しながら、不動産の購入を検討して頂けるようサポートしていきたいものですね。
(画像は写真ACより)
関連記事はこちら