人生初の住まい購入、満足度平均は80.7点

2017.11.15

人生初の住まい購入、満足度平均は80.7点

住環境研究所が若年住宅一次購入者への意識調査を実施

積水化学工業株式会社 住宅カンパニーの調査研究機関である株式会社住環境研究所は11月1日、「ファーストバイヤーの住宅購入意識調査」と題した全国調査を実施し、その結果をとりまとめて公開しました。

この調査は、過去7年以内に2階建て以下の戸建住宅を取得した核家族のうち25~79歳の世帯主またはその配偶者を対象に、インターネット調査方式で2017年6月に実施されたもので、1,969件の有効回答を得ています。

ここでいう「ファーストバイヤー」は、住宅一次取得者層のうち、施主の年齢が40代以下かつ夫婦と子どもで構成される若年子育て世帯と定義され、購入時に重視したポイントや購入後の満足度を二次・三次取得者層と比較、特徴を見出すことが目指されました。

・住宅会社選定時の重視点
1位「営業担当者の対応が良い」(二・三次取得層 3位)
2位「会社が信頼できる」(同 1位)
3位「予算内で購入できるかどうか」(同 7位)
4位「耐震性に優れている」(同 2位)
5位「間取り・プランが良い」(同 4位)

住宅会社を選ぶにあたり、重視したポイントを5つ挙げてもらったところ、ファーストバイヤー層では、営業担当者の対応の良さが4割以上と最多になったほか、二次・三次取得層では7位にとどまった「予算内での購入」が3位で、およそ3割の人が選択するものとなっていました。ファーストバイヤーの方が、予算に厳しい姿勢であることが分かります。

・住宅購入金額の分布
【ファーストバイヤー】
1,000万未満:1%
1,000万以上:4%
1,500万以上:16%
2,000万以上:27%
2,500万以上:24%
3,000万以上:16%
3,500万以上:7%
4,000万以上:3%
4,500万以上:1%
5,000万以上:2%

【二・三次取得】
1,000万未満:0%
1,000万以上:6%
1,500万以上:12%
2,000万以上:21%
2,500万以上:19%
3,000万以上:13%
3,500万以上:12%
4,000万以上:7%
4,500万以上:3%
5,000万以上:6%

土地代を除いた住宅購入金額では、ファーストバイヤーの場合、2,000万円台が最多で全体の過半、51%を占めていました。一方、二次・三次取得者の2,000万円台は40%で、500万ごとに刻んだ3,000万円以上の分類項にも一定数以上が該当し、全体として分散されています。

人生初の住まい購入、満足度平均は80.7点
満足度100点満点は約2割、平均点は80.7点

・住宅購入の満足度点数評価
【ファーストバイヤー】
100点満点:19%
90点台:18%
80点台:31%
70点台:18%
60点台:8%
59点以下:7%

【二・三次取得】
100点満点:22%
90点台:23%
80点台:29%
70点台:17%
60点台:7%
59点以下:2%

住宅購入の成功度について、100点満点で点数をつけてもらったところ、ファーストバイヤーでは不満なしの100点満点が19%、80点台が最多の31%で、平均は80.7点となりました。平均より低い70点以下をつけた人は33%です。

一方二次・三次取得者の場合、やはり最多は80点台の29%だったものの、100点満点が22%に増加したほか、90点台も23%と多く、平均点で83.6点になりました。70点以下とした人は26%です。比較すると、ファーストバイヤーの方が、満足度が低い傾向にありました。

・不満および失敗点
1位「間取り・プラン」(二・三次取得 1位)
2位「収納、収納量、片付けやすさ」(同 3位)
3位「費用・価格」(同 2位)
4位「庭や車庫、外まわり」(同 5位)
5位「キッチン・浴室・洗面・トイレ」(同 7位)

住宅購入満足度が100点にならなかった理由では、ファーストバイヤー、二・三次取得者ともトップは「間取り・プラン」でした。とくにファーストバイヤーと二・三次取得者との差が大きかったのは「収納、収納量、片付けやすさ」で、10ポイント近い差がみられています。また、二・三次取得者では、「防音・遮音」が5位と僅差の6位に入った一方、ファーストバイヤーではごく低値にとどまっています。

・採用したかったが実現しなかった間取りおよび仕様
「屋根や庇のつたテラス、バルコニー」:18.5%
「ベビーカーや三輪車、外遊びの道具などをすっきりと片付けられる外まわりの収納」:15.9%
「収納力のある広い納戸や物置きをつける」:11.5%
「洗濯物干しや取り込み、収納までが負担なくできる間取り」:15.9%

本当は採用したかったものの、できなかった間取りや仕様を「玄関・外まわり」、「子がいる暮らし」、「収納」、「家事まわり」の4ジャンルに分けて、ファーストバイヤーに尋ねた結果では、上記の4点がトップになりました。このほか「玄関の内側を広く明るくする」、「雨の日や夜遅くでも洗濯物を干せるようにする」といった項目も上位に挙がっています。

ピックアップニュースは以上になります。
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(画像はプレスリリースより)

株式会社住環境研究所 プレスリリース